『第三世代』[ドイツ/イスラエル]
『ジハード —Djihad—』に次ぐ第2弾。
ドイツ・イスラエル・パレスチナを巡る対立の根源を探ろうとするホロコーストを体験していない“第三世代”の若者たち。イスラエルを代表する最も刺激的な演出家ヤエル・ロネンが手掛けた本作に挑みます。
2018年11月8日(木)~18日(日)
全公演、終演後アフタートークあり。(20分間予定)
※当日券は、各回開演の30分前より会場受付にて販売いたします。
彩の国さいたま芸術劇場
さいたまネクスト・シアター 世界最前線の演劇2
『第三世代』[ドイツ/イスラエル]
『ジハード —Djihad—』に次ぐ第2弾。
ドイツ・イスラエル・パレスチナを巡る対立の根源を探ろうとするホロコーストを体験していない“第三世代”の若者たち。イスラエルを代表する最も刺激的な演出家ヤエル・ロネンが手掛けた本作に挑みます。
2018年11月8日(木)~18日(日)
全公演、終演後アフタートークあり。(20分間予定)
※当日券は、各回開演の30分前より会場受付にて販売いたします。
一般発売 | 2018年9月1日(土) |
メンバーズ発売 | 2018年8月25日(土) |
当日券あり
「世界最前線の演劇」は、11月に第2弾としてドイツ・シャウビューネ劇場とテルアビブ・ハビマ劇場共同製作の『第三世代』を上演いたします。
予断を許さない状況が続く世界情勢の中、紛争、テロ、難民問題などを抱える地域では現状を背景した戯曲が多数生み出されています。そこにはニュースではなかなか届けられない、そこで暮らす人々の困惑や翻弄される姿が等身大で描かれています。
私たちは舞台作品を通じて、世界中にある様々な問題への理解を深め考える機会を創り出したいと考えます。本企画では、故・蜷川幸雄氏のもとで研鑽を積んできたさいたまネクスト・シアターが、ギリシャ悲劇やシェイクスピア作品、日本の現代古典劇を上演し培ってきた「蒼白の少年少女」(現代のナイーブな若者たち)ならではの感性と肉体性をもって世界の同時代演劇に挑みます。
第2弾は、演劇界の注目を集める社会派の劇作家・演出家のひとりである中津留章仁氏を演出に迎え、ドイツ・イスラエル・パレスチナを巡る対立の根源を探ろうとするホロコーストとナクバの後の第三世代の若者たちの姿を描いた『第三世代』を上演いたします。
ドイツとイスラエルでそれぞれの国の俳優が参加し、俳優たちが自身と役の間を往還する大胆な手法を用いて2008年にワーク・イン・プログレスとして初演され、大きな注目を集めた話題作です。
中津留章仁とさいたまネクスト・シアターがタッグを組んで挑む本作にどうぞご期待ください。
公演日時 |
※開場は開演の20分前です。 |
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上演時間 | 約2時間 予定(休憩なし) |
会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO (大稽古場) ※特設劇場での上演のため、椅子の形状が通常と異なります。 |
作 | ヤエル・ロネン&ザ・カンパニー |
翻訳 | 新野守広 |
演出 | 中津留章仁 |
出演 | さいたまネクスト・シアター |
主催・企画・制作 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) |
企画協力 | 公益社団法人国際演劇協会 日本センター |
フェスティバル/トーキョー18 連携プログラム |
当日券あり |
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料金 (税込) |
【全席自由】整理番号付 *開場時間よりチケットに記載されている整理番号順のご入場となります。 |
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発売日 | 【一般】2018年9月1日(土) |
1976年、エルサレムの演劇一家に生まれた。現在、イスラエルを代表する最も刺激的な演出家として、ベルリンとテル・アビブの両方を拠点に、ドイツ語圏で目覚しい活躍を展開している。俳優たちのグループと共にリサーチを行い、彼らの私的な経歴などを取り込む手法による作品を次々に発表して、世界的な評価を確立した。イスラエル、パレスチナ、ドイツの俳優が参加した『第三世代』(2008)は大反響を呼び、多くのフェスティバルに招聘された。『コモン・グラウンド』に続いて、2016年に『The Situation』でベルリン演劇祭に招待参加。2017年には、ベルリンのマキシム・ゴーリキー劇場にて『冬の旅』を初演。同年、世界演劇祭で国際演劇協会賞、第14回ヨーロッパ演劇賞(演劇におけるニュー・リアリティ部門)を受賞。
1973年生まれ。大分県出身。TRASHMASTERS主宰。現代社会の抱える問題点と、そこで生きる人々の骨太で硬質な人間ドラマを描く。近年では劇団外への執筆と演出も多く手掛けている。日本劇作家協会副会長(2018年現在)。主な受賞歴に、紀伊國屋演劇賞個人賞、千田是也賞、読売演劇賞大賞選考委員特別賞、同優秀演出家賞など。