予期しない、驚くべき音楽に出会う
この秋、聴き逃してはならないパーカッショニストが日本初上陸!
2018年11月4日(日) 15:00開演
※当日券は、開演の1時間前より小ホール入口受付にて販売します。
彩の国さいたま芸術劇場
アレクセイ・ゲラシメス パーカッション・リサイタル
予期しない、驚くべき音楽に出会う
この秋、聴き逃してはならないパーカッショニストが日本初上陸!
2018年11月4日(日) 15:00開演
※当日券は、開演の1時間前より小ホール入口受付にて販売します。
一般発売 | 2018年6月10日(日) |
メンバーズ発売 | 2018年6月9日(土) |
当日券あり
ドイツを中心に注目を集める打楽器奏者アレクセイ・ゲラシメスがついに来日。
クラシックから現代作品、ジャズ、ミニマル音楽をレパートリーとし、2017年にはエルプフィルハーモニー・ハンブルクのオープニングにて、振付家のサシャ・ヴァルツと共演、またタン・ドゥン指揮NDRエルプフィルハーモニー管との共演でドイツ・ツアーを大成功させるほか、広く活動を展開しています。
また、作曲家としてもその感性を遺憾なく発揮した作品を生み出しており、その中でもスネアのあらゆる奏法を取り入れた《アスヴェンチュラス》は日本においても人気が高く、打楽器学生を中心に演奏機会の多い作品です。
今回はスネア、マリンバ、ビブラフォンなどのソロのほか、テープ(音源)&打楽器やパフォーマンス要素の多い作品、そしてクセナキス《ルボンB》など多様な音世界を感じられるプログラムを披露します。
あらゆる打楽器をアクロバティックかつ繊細に操る彼の姿は、打楽器奏者としてのみならず、時としてダンサーやパフォーマーのよう。
「世界を耳で見ている」と語るゲラシメス、聴衆の感性を研ぎ澄ませる彼の音楽を体感してみませんか。
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アレクセイ・ゲラシメスは、新たな時代を切り拓くミュージシャンの一人で、人並み外れた才能、素晴らしいテクニックを兼ね備え、新しい奏法や実験的なプロジェクトにも果敢に挑んでいます。
レパートリーは、古典から現代そして自作までとバラエティーに富み、その数は膨大です。抜きん出た実力を持つ音楽家として、自然体でユーモアに溢れた人柄が演奏や取り組む姿勢に表れ、より彼の魅力を際立たせています。
エルプフィルハーモニー・ハンブルクのグランド・オープニングで、私は嬉しいことに彼と協働する機会に恵まれました。枠にとらわれない彼の力強い思考回路はこの期間中に垣間見られ、打楽器の世界でゲラシメスが取り組んでいる実験的プロジェクトでも同様に感じることができます。
ゲラシメスの培った音楽が、好奇心旺盛な素晴らしい日本の観客に届くことを嬉しく思っています。公演の成功を祈っています。
─── サシャ・ヴァルツ(振付家/演出家)
アレクセイ・ゲラシメス:アスヴェンチュラス
日時 | 2018年11月4日(日) 15:00開演 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール |
出演 | アレクセイ・ゲラシメス(パーカッション) |
曲目 | アレクセイ・ゲラシメス:アスヴェンチュラス 【アンコール曲】 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
後援 | 埼玉県吹奏楽連盟 |
託児サービス | 2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております) 【お申し込み先】
株式会社コマーム
048-256-1666(土・日・祝を除く9:00〜18:00)
※お子さま1人につき1,000円の負担金をいただきます。
※公演1週間前までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
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レストラン・サービス |
※本公演のチケット半券提示で、公演終了後に下記のサービスを実施します。 |
当日券あり |
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料金 (税込) |
【全席自由】 |
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発売日 | 【一般】2018年6月10日(日) |
1987年ドイツのエッセン生まれ。打楽器奏者として多面的な活動を展開している。クラシックから現代作品、ジャズ、ミニマル音楽をレパートリーとするが、それだけでなく、作曲家としてレパートリーをさらに拡大している。
NDR北ドイツ放響、ハノーヴァー放送オーケストラ、バイエルン放響,ボンのベートーヴェンオーケストラ、シュツットガルト放送オケ、ベルリン響などのオーケストラとソリストとして共演。G.アルブレヒト、C.ヤーヴィリ、E.G.ヤンセン、M. タバシュニクなどの指揮者と共演。
ソロ演奏や自らの打楽器グループとともにメルケンブルク音楽祭やベートーヴェン音楽祭(ボン)等に参加するほか、室内楽グループとの共演も各地で行っている。2015-16年シーズンでは、バイエルン放送が主催している室内楽シリーズやフランクフルトのアルテオーパー、ドイツラジオ放送局主催のケルンでの公演に参加。15年には、国立青少年バレエ団のハンブルク公演で初共演を実現するほか、ニュージーランドの作曲家ジョン・プサタスが作曲で参加した映画『ノーマンズ・ランド』の音楽を演奏した。
さらに、打楽器の可能性を知ってもらうため、できる限りさまざまな聴衆に向け、芸術的探究心と歓びを共有する機会を多くもっている。時には音楽と関わりのない道具、例えばブレーキ盤、樽、水中プロペラなどをいつも使う打楽器にとりまぜて使ったりする。
日常生活に密接した音やリズムからインスピレーションをもらい、伝統的な音楽や新しく思いついた音楽に多様な音楽様式を組合せ、聴衆に耳新しい音楽を届ける努力を惜しまない。自身の作品は、リズムや音の響きの可能性を追求した独創的なものである。12年にGENUINからリリースされた初CDには自身の作品も含まれていて、好評を得た。
コンクール受賞歴としては、14年ミュンヘン国際コンクール第2位、10年ドイツ音楽コンクール第1位、10年TROMP打楽器コンクール第1位、聴衆賞、批評家賞を受賞。
ケルン音楽大学とハンス・アイスラー音楽大学でクリスチャン・ローデルブルクとシュテファン・ヒューゲ各氏に師事。さらに、ミュンヘンの音楽芸術大学では、ペーター・サディオに師事した。イギリスのバーミンガム音楽大学では、ゲスト講師として後進の指導にあたっている。2017年11月よりドイツ国立ミュンヘン音楽・演劇大学(ミュンヘン音楽大学)の教授、彼の師であるペーター・サードロの功績を継いでいる。現在ベルリン在住。