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公演情報
performance information

彩の国さいたま芸術劇場

演劇

さいたまゴールド・シアター番外公演 『ワレワレのモロモロ         ゴールド・シアター2018春』

さいたまゴールド・シアター番外公演 『ワレワレのモロモロ         ゴールド・シアター2018春』

岩井秀人が構成・演出を手掛け、
出演者自身に起きたできごとを、本人が台本化し演じる『ワレワレのモロモロ』に、飛躍を続けるさいたまゴールド・シアターが挑みます!
 
2018年5月10日(木)~5月20日(日)
当日券は、 各回開演1時間前からNINAGAWA STUDIO (大稽古場)入口前にて販売します。(開場は開演20分前)

【アフタートーク開催決定!】
日時:5月12日(土)14:00公演終演後
出演:岩井秀人(構成・演出)、徳永京子(演劇ジャーナリスト)
※ご入場には5月12日14:00公演のチケットが必要です。
※終了しました。

一般発売

2018年2月17日(土)

メンバーズ発売

2018年2月9日(金)

チケットの購入方法

当日券あり

2003年に結成された劇団「ハイバイ」を率いる、劇作家・演出家・俳優の岩井秀人。
「ハイバイ」の全作品を作、演出してきた岩井秀人が描く作品は、ひきこもりの経験を始めとした岩井の実体験が基盤となっています。家族に暴力的だった父の闘病生活によって変化する夫婦のかたちを描いた『夫婦』に代表されるように、岩井自身の体験を戯曲にして自分自身が演じる「私小説」ならぬ「私演劇」のようなスタイルで創作してきました。
さらに岩井は、出演者が自分自身の体験を戯曲にして演じる『ワレワレのモロモロ』を全国各地で展開しています。

 

今回、岩井秀人を構成・演出に迎え、平均年齢78.4歳(2018年1月15日現在)のさいたまゴールド・シアターのメンバーが自身に起きたできごとを台本化し自ら演じる『ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春』を上演します。

 

彼らは、第二次世界大戦、朝鮮戦争、戦後の民主主義運動、経済成長やウーマンリブといった時代の象徴的な出来事を経験してきました。
喜びも悲しみも豊かな経験にして人生を切り拓き、自分の足で歩んできた彼らから発せられる言葉、演じる彼らの身体からは、その背景を想像することはもちろん、もっと奥深い「人生」そのものを考えさせられます。

 
蜷川幸雄が語った、さいたまゴールド・シアター設立の目的、
——年齢を重ねるということは、さまざまな経験を、つまり深い喜びや悲しみや平穏な日々を生き抜いてきたということの証でもあります。その年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに身体表現という方法によって新しい自分に出会うことは可能ではないか?ということが、私が高齢者の演劇集団を創ろうと思った動機です。その表現集団の名前を「さいたまゴールド・シアター」とします。
老人は天使じゃない。自己主張をする。個々の自己主張が一つにまとまっていくのは格闘技のように大変です。でも、それがまた面白い。
彼らは人生のリアルというものを背負ったまま舞台に立つから、それは観たこともない演劇になるのです。——
この言葉そのものと言えるでしょう。

 
この新たな取り組みに、どうぞご期待ください!

【ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春】制作過程ドキュメンタリー映像

公演インフォメーション

公演日時

※開場は開演の20分前です。
※開場時間よりチケットに記載されている整理番号順のご入場となります。開場時間を過ぎますと整理番号は無効になります。
※18日(金)は撮影収録のため場内にカメラを設置します。

【アフタートーク開催決定!】
日時:5月12日(土)14:00公演終演後
出演:岩井秀人(構成・演出)、徳永京子(演劇ジャーナリスト)
※ご入場には5月12日14:00公演のチケットが必要です。

*5月16日(水)、17日(木)、20日(日)は終演後、本作の制作過程を追ったドキュメンタリー映像を映像ホールにて上映いたします。※上映時間約60分
当日以外の公演チケットをご購入の方でも、入場の際に半券をご提示のうえ入場いただけます。(入場無料)

上演時間

1時間45分(休憩なし)

会場

彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO (大稽古場)

※特設劇場での上演のため、椅子の形状が通常と異なります。
※車椅子でご来場の方は、公演前日までに彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939(休館日を除く10:00〜19:00)までご連絡ください。

構成・演出

岩井秀人

出演

さいたまゴールド・シアター ユニット

石井菖子、大串三和子、神尾冨美子、小林允子、佐藤禮子、谷川美枝、田村律子、
百元夏繪、益田ひろ子、小川喬也、高橋清、竹居正武、遠山陽一、森下竜一

主催・企画・制作

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

協力

(有)quinada

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

チケットインフォメーション

当日券あり

料金
(税込)

【全席自由】整理番号付
一般 3,500円/メンバーズ 3,200円/U-25 2,500円

発売日

【一般】2018年2月17日(土)
【メンバーズ】2018年2月9日(金)

プロフィール
PROFILE

岩井秀人(いわい・ひでと)/Hideto Iwai

profile

劇作家・演出家・俳優。
2003年ハイバイを結成。2007年より青年団演出部に所属。東京であり東京でない小金井の持つ「大衆の流行やムーブメントをあこがれつつ引いて眺める目線」を武器に、家族、引きこもり、集団と個人、個人の自意識の渦、等々についての描写を続けている注目の劇団ハイバイの主宰。2012 年NHKBSプレミアムドラマ『生むと生まれるそれからのこと』で第30回向田邦子賞、2013年『ある女』で第57回岸田國士戯曲賞を受賞。代表作『ヒッキー・カンクーントルネード』『おねがい放課後』『て』。

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P.4-5 さいたまゴールド・シアター番外公演『ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春』岩井秀人インタビュー 意識下にある細い川のような経験を物語化する 取材・文◎鈴木励滋(演劇ライター/生活介護事業所「カプカプ」所長) Photo◎平岩 享
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