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公演情報
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彩の国さいたま芸術劇場

音楽

彩の国さいたま芸術劇場シリーズ企画 「次代へ伝えたい名曲」 第13回    モルゴーア・クァルテット

彩の国さいたま芸術劇場シリーズ企画 「次代へ伝えたい名曲」 第13回    モルゴーア・クァルテット

次の世代へ受け継ぎたい名曲を、
日本のトップ・アーティストの演奏で聴く。 
2018年5月12日(土)15:00 開演      

※当日券は、開演の1時間前より音楽ホール入口受付にて販売します。

【関連企画】『モルゴーア 荒井英治が語る!コンサートの聴きどころ』
  2018年4月1日(日)14:00〜 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール
  詳細はこちら

一般発売

 2017年12月16日(土)

メンバーズ発売

 2017年12月9日(土)

チケットの購入方法

当日券あり

現代日本を代表するベテランの実力派音楽家が、これまでの音楽人生を振り返り、次の世代に向けての思いを込めて編んだプログラムで臨むリサイタル・シリーズ、それが「次代へ伝えたい名曲」です。
第13回目にはシリーズ初のアンサンブル、2017年に結成25周年を迎えた日本屈指の弦楽四重奏団モルゴーア・クァルテットが登場します。近年はクラシックファンのみならず、プログレッシヴ・ロック作品の演奏で異ジャンルからも注目を集めている彼ら。メンバーひとりひとりが国内有数のオーケストラで活躍する名手でもあり、彼らの斬新な取り組みと曲の核心に迫る演奏は常に話題と熱狂を呼んでいます。
プログラムは、古典作品から現代までモルゴーアの魅力と歴史がつまった聴き応えのある作品がならびました。
これぞ必聴!ぜひご期待ください。

 

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■出演者からメッセージ


 

弦楽四重奏のための「名曲」と呼ばれるものは多数あります。しかしいわゆる「人気曲」として挙げられるのは「名曲」の中のごく一部です。さらに言うならば、本当に弦楽四重奏ならではの音楽の「深み」を内に湛えているのは「知られざる名曲」のほうだと言ってもよいかもしれません。 モルゴーア・クァルテットは長く活動を続けてきましたが、いわばこうした「知られざる名曲」探険に努めてきました。
今回、選曲にあたっては、モルゴーアにとって懐かしい曲、思い出深い曲という視点も持ちつつ4曲を選びました。 前半は古典派と表現主義にみるウィーンをハイドンとツェムリンスキーに訪ねます。後半はプロテストとしての音楽を、スターリン圧制下のソ連で活動を続けたショスタコーヴィチと、世紀末的なロック形態であるヘビメタの代表格であるメタリカに登場してもらい、未来の音楽を考察する上での足掛かりにしたいと考えています。
モルゴーア・クァルテットの四半世紀の活動をぎゅっとまとめたプログラムとして興味深いものになったと自負しております。

 

モルゴーア・クァルテット

公演インフォメーション

日時

2018年5月12日(土) 15:00開演

会場

彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

出演

モルゴーア・クァルテット
荒井英治、戸澤哲夫(ヴァイオリン)、小野富士(ヴィオラ)、藤森亮一(チェロ)

曲目

ハイドン:弦楽四重奏曲 ト長調 作品33-5 Hob.Ⅲ:41 「ごきげんいかが」
ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲  第3番  作品19  
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第9番 変ホ長調 作品117
メタリカ(荒井英治編):メタルマスター(マスター・オヴ・パペッツ)

 

【アンコール曲】
吉松隆:《アトム・ハーツ・クラブ・カルテット》より第4曲
 

主催

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

託児サービス
2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)
 
【お申し込み先】
株式会社コマーム
048-256-1666(土・日・祝を除く9:00〜18:00)
※お子さま1人につき1,000円の負担金をいただきます。
※公演1週間前までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

チケットインフォメーション

当日券あり

料金
(税込)

※U25*・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、身分証明書をご提示ください。
※バルコニー席はステージが見づらいお席です。予めご了承ください。

発売日

【一般】   2017年12月16日(土)

【メンバーズ】   2017年12月9日(土)

プロフィール
PROFILE

モルゴーア・クァルテット/MORGAUA QUARTET

MORGAUA QUARTET (モルゴーア・クァルテット) は、ショスタコーヴィチの残した15曲の弦楽四重奏曲を演奏するため、1992年秋に結成された弦楽四重奏団。翌1993年6月に第1回定期演奏会を開始。2001年1月の第14回定期演奏会でショスタコーヴィチの残した弦楽四重奏曲全15曲を完奏。同年4月、第2ヴァイオリンを青木高志から戸澤哲夫に交代。
2001年11月からは「トリトン・アーツ・ネットワーク」との共催公演で《モルゴーア・クァルテット ショスタコーヴィチ・ シリーズ》を5回に亘って行ない、2003年12月に2度目の完奏。
2003年6月の第19回定期演奏会でベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を完奏。
2005年4月、マイスター・ミュージックから《ボロディン:弦楽四重奏曲集》を発売。
2006年6月第25回定期演奏会でバルトークの弦楽四重奏曲全6曲を完奏。
同2006年9月 には「トリトン・アーツ・ネットワーク」との共催でショスタコーヴィチ生誕100周年記念弦楽四重奏曲全曲演奏会を行ない、3日間で全15曲を完奏。
2008年11月、東京フィルハーモニー交響楽団 第761回サントリー定期シリーズにマルティヌー作曲「弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲」のソリストとして招聘され、弦楽四重奏団としての高いクオリティを評価された。
2009年1月の第30回定期演奏会でベートーヴェン中期弦楽四重奏曲を完奏。
2012年6月、結成20周年記念ガラコンサート「20th Anniversary Morgaua Quartet GALA」を福島、東京、大阪で開催。
2012年6月と2014年5月に日本コロムビアからリリースした、全曲荒井英治編曲のプログレッシヴ・ロック・アルバム《21世紀の精神正常者たち》《原子心母の危機》により、ボーダーレスな弦楽四重奏団としても高い評価を受ける。
ショスタコーヴィチ没後40年(2015)から生誕110年(2016)をつなぐ「ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全15曲演奏会」を2015年大晦日から2016年元旦にかけて「横浜みなとみらい小ホール」で開催。
瞠目のプログラムで多くの聴衆を集め、4度目の完奏。1998年1月第10回「村松賞」受賞、2011年5月「2010年度アリオン賞」受賞、2016年9月「第14回佐川吉男音楽賞 奨励賞」受賞。
今年結成25周年を迎えるモルゴーア・クァルテットの斬新なプログラムと曲の核心に迫る演奏は、常に話題と熱狂を呼んでいる。
「モルゴーア」はエスペラント語(morga_a=明日の)に原意を持つ。

公演関連記事

「埼玉アーツシアター通信」No.74

P.14-15 「次代へ伝えたい名曲」第13回モルゴーア・クァルテット 日本拠点の弦楽四重奏団の成功例としてのモルゴーア・クァルテット 文◎渡辺 和(音楽ジャーナリスト)
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