若きモーツァルトの傑作と
ブラームス最後の交響曲
2018年10月6日(土) 16:00開演
※15:25〜15:40、指揮者 井上道義氏によるプレコンサート・トークあり
※当日券は開演の1時間前より埼玉会館 大ホール入口受付にて販売いたします。
一般発売 | 2018年4月21日(土) |
メンバーズ発売 | 2018年4月14日(土) |
当日券あり
毎年恒例、埼玉会館のNHK交響楽団公演。指揮にはオーケストラの信頼も篤く、幾度となく共演し名演を生み出した井上道義が登場。
前半はモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ序曲》から始まり、続いて《ヴァイオリン協奏曲 第5番「トルコ風」》。このフレッシュな魅力溢れる若きモーツァルトの傑作には、2016年モントリオール国際音楽コンクールを18歳で優勝、近年活躍が目覚ましい気鋭のヴァイオリニスト辻彩奈を迎えます。後半にはブラームス《交響曲第4番》を。ブラームスの最後の交響曲であり、古典様式の中に独創性とロマンを盛り込んだ名曲です。
NHK交響楽団の美しく、迫力のあるオーケストラ・サウンドが発揮されることでしょう。どうぞ、ご期待ください。
日時 | 2018年10月6日(土)16:00開演 |
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会場 | 埼玉会館 大ホール |
出演 | 井上道義(指揮)、辻 彩奈(ヴァイオリン)、NHK交響楽団(管弦楽) |
曲目 | モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》序曲 【ソリストアンコール曲】 【オーケストラアンコール曲】 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
後援 | さいたま市、NHKさいたま放送局 |
当日券あり |
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料金 (税込) |
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発売日 | 【一般】2018年4月21日(土) |
1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。これまでに、シカゴ響、ベルリン放送響、ベネズエラ・シモン・ボリバルなどに登場している。1999年から2000年にかけて、マーラーの交響曲全曲演奏会を10回シリーズで、新日本フィルハーモニー交響楽団とすみだトリフォニーホールにて行い、「日本におけるマーラー演奏の最高水準」と高く評価された。2007年日露5つのオーケストラとともに「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を実施し、音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。また2017年2月、同プロジェクトを収録した『ショスタコーヴィチ交響曲全集 at日比谷公会堂』CD・BOXをリリース。
2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2015年、全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」(野田秀樹演出)を総監督として指揮し、10都市14公演の巡回公演を大成功へと導いた。2010年「平成22年京都市文化功労者」、社団法人企業メセナ協議会「音もてなし賞」、2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪府文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」をトリプル受賞。自宅にアヒルを飼っていた。
オフィシャルサイト http://www.michiyoshi-inoue.com/
1997年岐阜県生まれ。2016年モントリオール国際音楽コンクールを18歳にて優勝、併せて5つの特別賞(バッハ賞、パガニーニ賞、カナダ人作品賞、ソナタ賞、セミファイナルベストリサイタル賞)を受賞。12歳にて名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演後、多くの国内外のオーケストラと共演。これまでに、モントリオール交響楽団、シュトゥットガルトゾリステン、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団などと共演している。また室内楽においては、チェロの堤剛、ピアノの江口玲、伊藤恵の各氏らとの共演を行っている。2017年、岐阜県芸術文化奨励を受賞。現在東京音楽大学に特別特待奨学生として在学中。これまでに小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎の各氏に師事。使用楽器は、NPO法人イエローエンジェルより貸与されているJoannes Baptista Guadagnini 1748である。2018年4月にはモントリオール国際音楽コンクールの模様を収録したメジャー・デビューCDをワーナークラシックス初のセンター契約第一弾アーティストとしてリリース。5月にはズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団との共演も予定されている。2018年3月、第28回出光音楽賞を受賞。
NHK交響楽団の歴史は、1926年にプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年NHK交響楽団と改称。今日に至るまで、カラヤン、アンセルメ、カイルベルト、マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘し、歴史的名演を残している。
近年N響は、年間54回の定期公演(NHKホール、サントリーホール)をはじめ、全国各地で約120回の演奏活動を行っている。また、2013年8月にはザルツブルク音楽祭に初出演、2017年春にベルリン、ウィーンをはじめ、ヨーロッパ主要7都市で公演を行うなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。
現在N響が擁する指揮者陣は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージ、名誉客演指揮者アンドレ・プレヴィン、正指揮者 外山雄三、尾高忠明。